
業務内容
Work
薬薬連携委員会
伊勢原市薬剤師会で取り組む「薬薬連携」とは?
市内には基幹病院が2つあり、各病院の病院薬剤師と薬局薬剤師が活発に情報共有することで、患者さんに安心・安全な薬物治療を提供しています。
具体的な取り組みとして、
薬局地域連携研修会の開催
病院薬剤師と薬局薬剤師の連携会定期的開催
外来がん患者の薬物治療を継続的にフォローするためのがん治療連携研修会
地域・薬薬連携のための勉強会
各種研修会(がんワークショップ・糖尿病・心不全・骨粗鬆症など)
これらの研修会、勉強会を開催し、顔の見える連携体制が構築することでシームレスな安心・安全な薬物治療を提供していけるよう活動しています。
実務実習委員会
伊勢原市の会員薬局では未来を担う薬剤師育成のため、薬剤師教育6年生開始当初より多くの薬学部実務実習生の受け入れを積極的に行っております。
本会においても薬局実習が充実したものとなるよう、受入薬局や実習生のサポートとして集会研修の開催に取り組んでおります。
<集合研修>
①在宅・介護
②漢方・薬局製剤
③医薬品の適正使用・薬物乱用防止
④緊急災害時の薬剤師の役割
⑤学校薬剤師
⑥伊勢原市休日夜間薬局について
将来薬剤師を目指す学生は、大学5年次に薬局と病院においてそれぞれ2.5ヶ月の実務実習を行い、各施設において指導薬剤師のもと、学校では体験できない実践能力を養っております。
各施設をご利用の皆様にはご理解とご協力をお願いするとともに、温かく見守って頂けたら幸いです。
休日夜間薬局運営委員会
1. 休日夜間薬局運営業務
伊勢原市シティプラザ内にある伊勢原市休日夜間薬局は一般社団法人伊勢原市薬剤師会が運営しており、主に休日夜間の急患診療による院外処方せんの調剤を行なっております。
スタッフは地元薬局の薬剤師を中心に当番制で業務を行なっており、地域住民の皆様の健康維持を願って、早期の治療のお役に立ちたいと考え運営しています。
| 所在地 | 伊勢原市伊勢原2-7-31 伊勢原シティプラザ 2F |
|---|---|
| 電話 | 0463-95-7551 |
| 薬剤師 | 当番制 |
| 職員 | 管理薬剤師1名 |
| 営業時間 | 平日、土曜 19:30~23:00 日曜、祝日及び年末・年始(12/29~1/3) 9:00~17:00 19:30~23:00 |
※休日および夜間に急病にかかった方の薬局であるため、お薬の在庫には限りがあります。処方内容によってはお薬がそろわないこともありますので、休日・夜間診療所以外の調剤をご希望の方は、あらかじめお電話にて在庫状況をご確認ください。また、一般用医薬品。医療材料などの販売は行っておりません。
高齢福祉在宅介護委員会
1. 寝たきり老人介護用品配送事業
伊勢原市薬剤師会では市内の高齢者福祉事業の一翼を担って、介護用品の宅配業務を行っております。伊勢原市より寝たきりの認定を受けている方に対し、オムツ等の介護用品を会員薬局が地域で分担して宅配しています。
2. 在宅医療推進事業、在宅医療支援薬局
在宅医療支援薬局では、患者様、又は、その家族の方が、今必要としている伊勢原市の介護・福祉サービスを紹介しております。
また、介護保険に関する苦情・相談をお聞きし、適切な場所へと相談者をご案内します。
3.多職種連携事業
在宅医療が増える中で薬剤師にとって医師、看護師、介護士、ケアマネジャーなど多くの職種との連携が必須となっています。地域包括ケアへの参画や合同研修会の開催などを行っています。
薬局機能向上委員会
薬局機能向上委員会では研修会の開催・リスクマネジメント・自主管理の活動を行っています。
地域医療における保険薬局の役割が増え、より質の高い薬物療法の提供が求められるようになりました。
このために、伊勢原市の地域保険薬局では、薬局間連携を強化して相互に保険薬局の価値を高めて、患者さんの薬物療法と健康維持に貢献できること目的に活動しています。
1.研修会の開催
薬剤師の生涯学習による自己研鑽は、患者さん薬物療法の質を高めるために必要なため、定期的に様々な分野での研修会を開催しています。
研修認定薬剤師制度による認定薬剤師の取得も全面的にサポートしています。
2.リスクマネジメント
リスクマネジメントは、患者さんの安全で安心な薬物療法を提供するために非常に重要な役割を担うため、保健福祉事務局の協力を得て、会員薬剤師には医薬品の安全性を再認識できるように、また法令に従った薬局運営ができるように、研修会を企画開催して情報共有を行っています。
3.自主管理
会員各薬局の医薬品の管理状況や販売体制が適切に行われているかどうか、定期的に訪問して確認しています。
広報委員会
1. 研修会等の参加者向け及び新規会員募集案内の作成
2. 伊勢原市薬剤師会ホームページ管理
など、全員市民向けに情報を発信しています。
市民向け活動委員会
伊勢原市民の公衆衛生の向上に役立つように下記活動の他、様々な活動を行っています。
1.献血活動の協力及びPR活動
伊勢原市薬剤師会では定期的に市内で開催されている献血活動に協力しています。
医療行為において輸血を必要としている患者様のために毎日稼働している神奈川県赤十字血液センターによる街頭献血バス等での受付や周知するためのPR活動を行っています。
献血活動の様子については伊勢原市薬剤師会のホームページでも随時お知らせしております。
2.薬物乱用防止の推進活動
今、問題となっている違法薬物の乱用は自身の心身の健康を損なうだけではなく家族や周囲にも悪影響を及ぼします。薬物乱用防止の周知活動の一環として「ダメ。ゼッタイ。」のワードの普及に協力しPR活動を行っています。
また小中学校や高校の生徒を対象とした「薬物乱用防止教室」の開催や相談にも常に応じています。お気軽にご相談ください。
学校薬剤師委員会
学校保健安全法により伊勢原市内の小中学校、県立学校の学校薬剤師として委嘱され、下記業務を行い児童・生徒の心身の健康を守り、安全に学校生活が送れるように指導、助言を行っています。
1. 教室内の空気環境検査
授業を実施している教室の気温、湿度、二酸化炭素濃度、浮遊粉じん、気流などの検査を実施、児童・生徒が快適に授業を受けられる環境であるか調べています。冬季には暖房器具の使用による有害物質(燃焼に伴い発生する一酸化炭素や二酸化窒素)が発生していないかを調べています。またシックハウス症候群の原因となる空気中化学物質検査を行っています。
2.教室内の照度、黒板の色彩検査
授業を実施している教室の机上と黒板面の照度を測定し暗くないか、また眩しすぎることはないか調べています。また、コンピュータを使用する教室では机上およびモニタ面が適切な明るさかどうか、影や映り込みがないかを調べています。黒板面の色彩検査を行い問題がないか調べています。
3.騒音検査
学校周囲環境における騒音により先生の声や児童・生徒の声が聞き取りにくいことがないか、騒音計を用いて測定しています。
4.飲料水の検査
学校で使用される水道水が安全であることを調べています。
5.水泳プールの管理
夏のプール授業期間中に学校に出向き、プール水をサンプリングして水質検査を行います。またプールの施設管理に問題ないかを調べています。
6.ダニアレルゲンの検査
夏場に校内でダニが発生しやすい場所の検査を実施しています。
7.給食調理場の検査
定期的に給食調理場の環境衛生について検査を行い、問題がないか調べています。
8.薬物乱用防止教室への参画
近年の若年者への大麻乱用者の増加、一般用医薬品の乱用問題などを踏まえ薬物乱用防止教育の重要性が高まっています。学校薬剤師は薬理作用の専門家としての立場から教職員と協力して出前授業を実施しています。
9.学校保健委員会への出席
学校保健委員会に出席して、学校医、学校歯科医とともに専門的な立場から助言を行っています。
10.その他
学校で使用する医薬品、薬品、毒劇物等の保管、管理、廃棄等に関する助言を行います。学校には保健室で使用する医薬品だけでなく、理科・化学実験用の薬品、プール消毒剤、園芸用の薬品など多数使用されており事故が起きないように指導、助言を行います。
新興感染症発生時の感染防止策等について指導、助言を行います。
(新型コロナウイルス流行拡大期には学校からの依頼を受けて感染防止策について助言を行いました)
防災対策委員会
1. 伊勢原市総合防災訓練参加協力
毎年1回開催している、防災訓練に参加協力しています。行政、消防、警察、医師会、歯科医師会などと連携し、災害時に迅速な対応ができるように訓練します。
2. 伊勢原市総合防災における必要資材の整備
行政などと協議し必要な資材の確保をしています。
3. 医療救護隊への参加
行政機関の依頼などにより救護隊の参加を協議します。
4. 災害備蓄医薬品の管理
東海大学病院、会員薬局、医薬品卸などの協力のもと必要な医薬品の備蓄を目指します。
5. 災害時のための薬剤師の研修の企画、実施
災害時に活動が出来るよう、必要な研修の企画、実施、薬学生への研修などをしています。
財務委員会
1. 伊勢原市薬剤師会の財務管理業務を行っています
総務委員会事務局
1. 伊勢原市薬剤師会の運営業務
2. その他の庶務、総務業務
を行っています。